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  NISAで利益上乗せ!証券口座を使い分け

アセットアロケーションで一番重要な比率@

  
 
↑ 閲覧前に  ぽちっとして頂けると幸せです。 

どんな投資理論にも絶対はなく、
常に裏表を考えるようにしています。
そんな定石に関して色々語ってみるコラムを不定期で始めてみようと思います。
※私個人の意見が含まれることがあります。
 投資は、自己責任ですので参考程度にしてね。

20110906アセット図 

今日は、

アセットアロケーション
について話してみたいと思います。
新興国、先進国、債券、株、コモディティ色々なアセットがありますね。
これを自分が取れるリスクでどの配分に決めるかということが
分散によるリスク低減
及び
リバランスによる割安アセット購入

において効果があるといいます。
リバランスという点では、一定の評価ができますが、
分散によるリスク低減という点では、必ずしも同意できないことがあります。

分散によるリスク低減というのは、
各アセット毎の想定リスク
相関関係を考慮することが効果を発揮する理由になっています。
これは一般的にも知られており、
ある意味論理的で正しい意見ですが、
全く意味をなさないことがあるのです。

昨今、

世界同時株安

先進国と新興国のリスクバランスの崩れ
などが、
問題となり、想定リスクや相関関係などが意味をなさなくなることがあり、
必ずしも完全なものでは無いからです。
先進国や、新興国のインデックスは、銘柄入れ替えもあることでしょう。
暴落も、長期投資でみれば一時的なものと楽観視することもできるでしょう。
しかし、
将来の相場とは理論では予想のできないものと心得るべきなのです。
理論を過信するのは良くないことなのです。

よって、
年代別にリスク資産のアセットアロケーションを変えるというのも、
またあまり意味のある事だと思いません。

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但し、
アセットアロケーションで1つだけ確実なものがあります。

それは、
安全資産の比率です。

安全資産とは、現金や安全な国債など
元本が補償されているものですね。
※インフレ、デフレ。為替の問題などの話はここでは割愛します。
投資とは、
増やすことよりもいかに減らさないことの方が難しいため、
減らさないことに注力すべきだという考えがあります。

私は、
アセットアロケーションは、
大きく分けて、

リスク資産 
と 安全資産 のみで
単純区別してリスク調整することが本当に意味のあることだと思っています。

そして、安全資産の比率を動的に変動させることで、
リスクは、確実に減らすことができます。
このように考えると、
各アセット比率は、固定するのではなく、
動的に変更してもいいのだと考えておいた方が柔軟性があってよいですね。
まさに、
アクティブアロケーションです。

年代別や、投資環境に応じて検討しておきたいのは、

安全資産の比率

及び

その変更比率
に注目すべきではないでしょうか?

ちなみにリスク資産の中身の決め方ですが、
私としては集中投資を考えたいところです。
安易に世界全体をカバーする超分散などをすると
ハイリスク/ローリターンになることがあるからです。
明らかにその時期、調子の悪いと思うところなんて投資したくないですよね。
 
世界全体をカバーするインデックスで、
長期間の保有ができるという自信があるなら、
それはそれで一つの考えですが。
集中 と 分散
長期 と 短期。
コア と サテライト。


これらを柔軟に考えて投資するとより良い投資になることでしょう。

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