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毎月分配型投資信託の優良銘柄発掘方法(2) 本当の利回り@

 
   ↑ 閲覧前に 1日1回 ぽちっとして頂けると幸せです。 


第二回目の連載となります。
毎月分配型投資信託の優良銘柄発掘方法(1)
でご紹介した
各項目にスポットをあてて、
順次、具体的な方法などを載せていきたいと思います。
今日は、以下の「本当の利回り」について
具体的なチェック方法をみてみましょう。
この項目は、一番重要と言っても過言ではありませんので、
購入する前には、絶対に確認してください。

毎月分配型投資信託の優良銘柄発掘方法(1) より抜粋
---------------------------------
・本当の利回りが高いもの  これが、一番重要です。
分配額での表面利回りではなく基準価格の騰落を含めた本当の利回りを重視する
タコ足配当(特別分配比率が高い)している銘柄は、外しましょう。
しっかり分析してみれば、かなり優秀なものが存在することが分かるでしょう。
毎月分配型投資信託 否定派の方も、
優良銘柄の存在を知るとビックリすると思いますよ。
私も以前は、「毎月分配型=タコ足配当」だと思っていましたので。
正直、年1回配当型で投資していた頃より、
成績は、数倍よいです。
--------------------------------- 

<表面利回りについて>
分配落ち日に発表される分配金をもとに年利換算したもの。
(例)以下銘柄で確認してみましょう。
ピムコ・グローバル・ハイイールド・ファンド(毎月分配型)

◆直近1年間の分配実績
2011年05月09日 85円
2011年04月07日 85円
2011年03月07日 85円
2011年02月07日 85円
2011年01月07日 85円
2010年12月07日 100円
2010年11月08日 100円
2010年10月07日 100円
2010年09月07日 100円
2010年08月09日 100円
2010年07月07日 100円
2010年06月07日 100円
-------------
合計 1125円
※過去の配当は、モーニングスターなどのページで確認できます。
 ピムコスナップショット
◆1年前の基準価格
2010年5月19日  6,676円
1125円 ÷ 6676円 × 100 = 16.85%
※買付手数料、信託報酬、税金は考慮していません。

利回りが「16.85%」とは、
とても凄いですね。
思わず飛びついてしまうものです。

しかし、ちょっとまってください!
騙されてはいけません。

日本の投資信託運用会社がよくやる手口に
騙されているかもしれませんよ?
元本を取り崩してまでも、
分配金を多く出して、
魅力的な投資商品に見せようとしているのです。
いわゆるタコ足配当というものですね。
※タコが自分の足を食べることがあるそうなのですが、
 元本を取り崩してまで配当を出すこととなぞらえて
 よく使われる皮肉用語です。
それでは、
本当の利回りを見てみましょう!
<本当の利回りについて>
分配落ち日に発表される分配金に加えて、
1年間の基準価格差額を考慮したもの。

◆直近1年間の基準価格推移
2011年5月19日  5,672円
2010年5月19日  6,676円
※過去の基準価格は、yahooファイナンスの時系列データにて確認できます。
 ピムコ時系列データ

まず、元本となる基準価格が
1年で -1004円
元本がマイナスですので、
タコ足配当していることが分かりますね。
本当のパフォーマンスは、
(配当金)1125円 + (基準価格の差益) -1004円 =121円

本当の利回りは、
121円 ÷ 6676円 × 100 = 1.8%

なんということでしょう!

各種手数料を考慮したら、
マイナスです!
投資する価値が無いとも思えてしまいます。
このように、本当の利回りを計算してみることが重要です。

表面利回り < 本当の利回り

であるものが、
配当バランスとしては、
良いと
言えるでしょう。

スクリーニングで発掘する際は、
まず表面利回りが高いものを探し出してください。
次に、その銘柄について本当の利回りを計算すると
効率のよい優良銘柄を発掘できることでしょう。
各銘柄を同じ期間でのパフォーマンス比較をすることにより、
各銘柄の運用の真実が見えてくるでしょう。

注意して欲しいのですが、
上記は、あくまで過去実績による計算です。

投資信託の購入時期によっては、
利回りが大きく変化します。
上記の
ピムコ・グローバル・ハイイールド・ファンド(毎月分配型)

であっても、
今が底値だとして、
今購入した人は、もしかしたら
かなりのパフォーマンスを得られるかもしれません。
この場合、
(85円 × 12ヶ月) ÷ 5672円 = 17.98%
※基準価格の上昇分は考慮しない。
と予測計算することもできます。
1年前に購入した人であっても、
ここから、基準価格が復活しないとも
いいきれません。
今現在、円高と言われており、
基準価格が低いというのは、
買いどきと言い換えられることができます。
概ねこれからは、円安傾向が見込めますので
上昇することは予想できますね。
このように、
その時の市場状況と
今後の展望を合わせて考えることがとても必要ですね。

本当の利回りというのは、
過去のある期間の運用成績を知る方法として、
ご活用ください。

上記で説明した、
タコ足配当が、毎月分配型のイメージを
とても悪くしています。
以前の私もそのように思っていたのですが、
実際に毎月分配型の投資をやり始めて、
優秀な銘柄も存在していることに気づきました。
敬遠している方も、
まずは、本当の利回りを計算してみると
お宝銘柄に出会えるかもしれませんよ。
皆さんが、誤った投資をされないことを祈っています。
<関連記事>
毎月分配型投資信託の優良銘柄発掘方法(1) (05/07)

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